食べるためでもなく、ただ娯楽のために野生動物を殺す人は絶えない Photo: StefaNikolic / Getty Images

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インディペンデント(英国)ほか

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Text by COURRiER Japon

絶滅危惧種を狩って楽しむ


野生動物を狩り、角や毛皮などといった体の一部を持ち帰る「トロフィーハンティング」。世界中で動物愛護の機運が高まる一方、生き物を殺すことを娯楽にする人はいまだにいるようだ。

英紙「インディペンデント」によると、英国では「トロフィーハンティングができること」を売りにした旅行パッケージを展開しているツアー会社があるという。それらはアフリカ大陸の動物を狩ることを目的としており、なかには富裕層向けに「ゾウやライオン、チーターなどの大型動物を撃つ機会という『特典』を提供している」ものもある。

あるサイトでは、ヒョウを撃つことが可能なパッケージが11万6000ユーロ(約1900万円)で販売されていた。2023年の統計では、709点ものヒョウの「トロフィー」(皮や頭蓋骨、骨、あるいは全身)がアフリカから輸出されたことがわかっている。これらのうち4点は英国に持ち込まれた。
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